2016年3月22日火曜日

鳩の街商店街は、焼きそばが1パック100円、オムライスが200円也。

先日開催された「今と昔が融合する 向島界隈撮影会」ですが、今日はその時の様子を紹介します。この撮影会のメイン被写体とも言える「鳩の街商店街」ですが、昔の赤線(私娼街)である「玉の井」に隣接し、東京大空襲をも免れた古い歴史を持つ商店街なのです。長さにすると1キロ位はあると思うのですが、自動車がやっと1台通り抜けられるくらいの狭い道の両側に古い家が続きます。商店街と言ってもお店は所々に1軒、そして1軒と言うくらいのちょっと寂れた感があります。参加者は思い思いの被写体を捉えて撮影に集中していましたが、大食いの私が気になったのはある総菜屋さんでした。写真の様に店先に総菜を置いて販売しているのですが、焼きそばが1パック100円、オムライスが1パック200円と言う値段とボリュームでした。この価格って殆ど昭和ですよね、吉行淳之介や永井荷風の作品にも出てくる、ある意味有名な商店街なのですが完全に時代に取り残されている様です。皆さんも是非一度タイムスリップした気分で訪ねて見ては如何ですか。遠いから行けないよ!と言う方は、私が5年前にYouTubeに投稿した「鳩の街商店街」をご覧になって下さい。YouTubeで「鳩の街商店街」と入れれば一番上に表示されますので。ただビデオカメラを持って歩いただけですが雰囲気は伝わると思います。
YouTube 「鳩の街商店街」

https://www.youtube.com/watch?v=OnejFLiKKoY

2016年3月15日火曜日

休日の秋葉原は人、人、人。


日曜日は修理に出していた柱時計が完成したとヨドバシAkibaから連絡を頂いたので、久しぶりに休日の秋葉原に出かけて来ました。生憎の薄曇りで寒さを感じる日でしたが、今の秋葉原はそんな事は関係ないほどの賑わいでした。丁度、歩行者天国の始まる13時だったので中央通りは未だそれほどの人出ではありませんでしたが、秋葉原UDXやアキバイチ、ドンキホーテ辺りは人、人、人でした。特にヨドバシAkibaさんからUDXに続くJR線地下道には何のイベントか分かりませんでしたが、とんでもなく長い行列を認めました。更に各所でイベントが開かれているらしくあちこちで大きな歓声が聞こえてきます。写真はその中のフリーマーケット風景ですが、やっぱり秋葉原らしくフィギアやゲーム、ぬいぐるみ等の出展が目につきました。昔の秋葉原は「電気街」とも言われ冷蔵庫、洗濯機などの白物家電、テレビ、オーディオ機器などを扱うお店が中心でしたが、今や大きく変貌して各所で外国人を目にするほど世界的なサブカルチャーの町へと変貌してしまったのですね。うむ、人混みの中は疲れるおじさんのレポートでした。

2016年3月14日月曜日

「今と昔が融合する 向島界隈撮影会」が無事終了。


皆さま、一昨日は大変ご苦労様でした。「今と昔が融合する 向島界隈撮影会」が無事終了致しました。金曜日からの寒さで開催が危ぶまれましたが、数人のキャンセルだけで催行出来ました。参加者全員が東武線・東向島駅で降りるのは初めてと言う事でしたが、先ずは駅に隣接する昔懐かしい東武電車やボンネットバス等が展示されている東武博物館に入館し、その規模の大きさに感嘆する場面からスタートです。次にゲスト講師の写真家・石田研二さん以外は、ここも未踏の地と言う「向島百花園」で暫し撮影フリータイム。そして「日本一きびだんご」で有名な「吉備小屋」で吉備団子を頂き、いよいよこの日のメイン被写体でもある、昔の赤線跡「鳩の街商店街」に入り、各自思い思いの被写体に向かってシャッターを切り続けました。その後「長命寺」「弘福寺」を撮影し、向島の料亭街を抜け、「三囲神社」で池袋三越に在ったライオン君と対面し、牛島神社を抜け浅草のアサヒビヤホール前で解散しましたが、もちろんただでは解散しませんよね。参加者の殆どが参加して第2ラウンドに突入でした。「カンパ~イ」。因みに全行程で約1万歩を若干切っていましたが、東京の下町の今昔を知る上でも大変有意義な撮影会となりました。次回は4月9日(土)に「池袋から歩く 雑司ヶ谷界隈撮影会」を予定していますのでご注目下さい。また今回の撮影会にはオリンパスのSさんも特別参加頂きましたが、スタッフの様な動きまでされて本当にありがとうございました(次回も特別参加待ってます)。

2016年3月10日木曜日

人形町・甘酒横町で甘酒を頂く。


今日も昨日の続きで人形町ネタです。昨日のブログの文末に「甘酒横町の柳家のたい焼き」と書きましたが、実は東京には「3大たい焼き」と呼ばれるたい焼き屋さんがあります。それは麻布十番の「浪花屋総本家」と四谷の「わかば」、そして人形町の「柳屋」なのです。どこも1匹だけの型を使って丁寧に焼き上げるのが特長なのですがそれは美味いこと。因みに「柳屋」は人形町でも有名な甘酒横町に在ります。その甘酒横町は人形町商店街通りから明治座のある清洲橋通りまでの並木道りで、名称の由来は明治に「尾張屋」という甘酒屋さんが在ってその小路を「甘酒屋横丁」と呼んでいたのが起源とされているそうです。残念ながら「尾張屋」は今は無くなって「たい焼きの柳屋」もこの日は休日で食べることは出来ませんでした。ただ「柳家」のやや斜めに前に明治40年創業の「とうふの双葉」と言う店が在って、道行く人に甘酒と豆腐関連商品を売っていました。昔日の人形町・甘酒横町を想って温かい甘酒を頂き、お土産に「銀杏がんも」を購入しました。人形町には他にも親子丼の「玉ひで」、ビーフカツの「キラク」、洋食の「小春軒」、鍋料理の「よし梅」など庶民的な食べ物屋さんがいっぱいあります。やっぱり私にとっての人形町は食べる町なのですかね・・・・・。デブまっしぐらに注意しよう。

2016年3月9日水曜日

人形町 今半の肉ですき焼きを食う!


昨日の続きです。人形町でふと「人形町 今半」を思い出してから、食べ物に目がないおじさんは数分で店の前に居ました。ここ「人形町 今半」は明治28年に創業した人形町界隈でも最老舗とも言えるべき存在の店で人気のすき焼き、しゃぶしゃぶ、ステーキを食べる事ができます。そしてこの店の1階部分には写真の様な肉屋さんが在り、隣のビルには総菜屋さんが在るのでした。肉屋、総菜屋の両店とも何時も人が列んでいる繁盛店ですが、その理由はやはり拘りの肉にあります。グラムが同じ値段ならば、絶対に何処の肉屋さんの肉より美味しいと感じます。そんな訳で帰ってから久しぶりにすき焼きを頂きました。あっ、そうそう人形町界隈には他にも「鳥近」と言う地鶏と卵焼きが美味い鶏肉屋さんや、大正3年創業の京粕漬けで有名な「魚久」、明治12年創業の京漬け物「近為」等もあり、私にとってはどちらかと言うと散策する町で無くて、買い出しする町の様でもありますね。甘いのが好きな方は甘酒横町の柳家のたい焼きという手もありますよ。

2016年3月8日火曜日

懐かしき人形町界隈で思う事は・・・。


6日の日曜日はある用件で久し振りに水戸街道(国道6号)を走り、取手・柏方面に出かけて来ました。それこそ水戸街道は30年位前は良く走った記憶があるのですが、常磐自動車道が完成してからは殆ど走らなくなっていたのでした(古い)。用件が済み帰りは守谷インターチェンジから常磐自動車道で帰ってきましたが、渋滞も無く思ったより早く東京に着いたので、ちょっと寄り道とばかりに箱崎インターで降りて人形町界隈を散策して来ました。因みに私の会社は1999年に人形町の隣町、日本橋小舟町で創業しましたので、人形町は思い入れのある町のひとつになっています。創業当時にフジGA645と言う中判カメラを参加者に貸し出して、毎月一回「人形町ワークショップ」を開催していました。内容は同カメラを持った参加者が用意の地図を片手に午前中に人形町界隈のスナップを撮影し、昼食の最中に現像を行い、午後に講師が作品講評するものでした。これは人気の企画で毎回沢山の参加者があったのを覚えています。人気の理由は同カメラを試用出来る点もありますが、やはり人形町界隈に魅力を感じて参加する人が多かった事でした。確かに人形町は古い町で、昔の面影が各所に残るエリアを写真に残して楽しめました。今年は2016年ですから、あれから15年の歳月が流れたことになります。昔、在った建物はマンションに変化し街の様相も変わったと感じます。ただ、まだ歩き回ることによって昔日の人形町を思い起こすことが出来ます。写真は観光目的に建てられた人形町・からくり時計と昔ながらの家屋です。今、会社では界隈シリーズ撮影会を実施中ですが、今度は人形町界隈撮影会を企画しても良いかなと思いながら歩いていると・・・・「あっ、そうだ人形町と言えば「今半」だ。」すき焼き用の肉を買っていこうと一瞬のうちに食べ道楽の一面が勝ってしまう情けないおじさんでした。

2016年3月1日火曜日

銀座・歌舞伎座の地下にある「木挽町広場」は穴場かも。


築地から築地通りを銀座に向かって歩くこと数分の右手に、あの有名な歌舞伎座を認めます。歌舞伎座は1993年(明治22年)に開場しましたが2013年にオフィスビルと併設された近代的な建物となりました。ただ外観は昔の歌舞伎座の面影を存分に残しています。ところでこの歌舞伎座建物へは観劇のためにしか入れないと思っている方がいますが、実は地下2階には誰でもが無料で入れる「木挽町広場」と言う、歌舞伎関連のお土産やグッヅを販売したり、軽食を食べられるエリアが在るのです。ここで銀座土産(歌舞伎土産)をゲットする手も有りますよね。更にここからエレベーターで5階の屋上庭園に行くことが出来ますが歌舞伎座の屋上から見る銀座の風景だけでも最高のお土産になること間違いないですね。皆さんも是非お訪ね下さい。