2013年2月22日金曜日

田端文士村記念館の貴重な展示物に感激する。


先日、所用でJR山手線の田端駅を利用しましたが駅前に「田端文士村記念館」なる建物を発見致しました。何でも田端は上野に東京美術学校(現東京芸大)が開校された明治後期に小杉放庵等の有名な画家や板谷波山の様な陶芸家が住み始め、多くの芸術家が集まるエリアになっそうです。大正に入ると芥川龍之介、室生犀星も居を構え、それらを慕って多くの文人も集まり一躍「田端は文士の町」となったとも言います。昭和20年の東京大空襲でこれらの人々の住居は壊滅しましたが、その時代を生きた芸術家・文士達の作品、原稿、書簡等の資料を展示するとともに講演会や散策会なども開催しその業績や暮らしぶりなどをご紹介しているそうです。今回はあまり時間は無くてゆっくり展示物を見る事は出来ませんでしたが直筆の原稿や年賀状にえらく感激してしまいました。因に入場は無料で配布される資料も見応えがあり、もう一度ゆっくり訪ねたいと思う記念館でした。
田端文士村記念館
東京都北区田端6-1-2  03(5685)5171

2013年2月10日日曜日

山高帽に外套男と鳥男に遭遇。

先日、谷根千で有名な根津の町から不忍池畔を抜けて上野まで歩きましたが途中「えっ!」と言う人と遭遇しましたのでその時の話を書きたいと思います。根津に串揚げの老舗「はん亭」と言う店があります。料理の味はもちろん良いのですが何よりもこの店の建物に惹かれます。明治時代に建てられ関東大震災にも耐えたこの建物は総ケヤキ造りの木造三階建ての価値ある建築物なのです。文化庁指定の登録有形文化財にもなっていて近くを通る度に見入ってしまいます。そんな建物の脇を山高帽に黒の外套を着た人を発見したのです。ちょっと遠かったのでシルエット写真になってしまいましたが、そこはまるで明治時代にタイムスリップした様でした。ちょっと感激の時間でした。はん亭から歩いて7~8分で上野・不忍池に着きます。「おやっ?」今度は池のフェンスに寄り添った男の人を発見したのですが、何とその人の周りにスズメがいっぱいなのです。その人の手からパンを貰って「チュンチュン」鳴いています。野鳥のスズメが人から直接餌を貰う光景も滅多に見られるものではありません。この日は何か得した気分で足取りも軽く感じました。

2013年2月9日土曜日

とても楽しい富士山の立体地図。

先日、新聞だったと思うのですが「立体地図」の事が記事になっていて何気なく読んでいたのですが、頭の片隅に残っていたのですね。仕事の合間にふと思い出してインターネットで「立体地図」で検索を掛けましたところ数社の立体地図製作会社のホームページがヒットしました。ホームページを見ていて正直な感想は「なんだ立体地図って意外と安いんだ」でした。即注文して昨日その地図が届きました。今回注文した地図エリアは日本人が最も好きな場所と言っても過言無い富士山周辺エリアです。封筒を開けてビックリです。富士山の周辺に富士五湖、東南の方向に箱根の山と芦ノ湖が凹凸宜しく鎮座します(1枚目写真)。結構良いじゃないかと今度は箱根の山越しに富士山を撮影です(2枚目写真)。次は余っていた額に入れてみました(3枚目写真)が結構部屋に飾っても違和感ありません。これだけ楽しんで2100円(税込)でしたので今度は「槍ヶ岳」「立山連峰」「尾瀬」も購入しようかと思案中です。