2018年8月31日金曜日

災を逃れた昭和の雰囲気漂う「おかず横丁」。

日のブログは、先日の35度という猛暑の日に開催した「蔵前・浅草橋界隈撮影会」のこぼれ話です。蔵前駅をスタートして、かや寺〜蔵前神社〜ヨハネ教会〜タンデライオン〜法林寺〜西福寺〜鳥越神社と撮影を楽しみ、次に向かったのが「おかず横丁」と言う商店街でした。この「おかず横丁」は東京の下町としては珍しく戦災を逃れたかなり古い商店街なのですね。ですから一本道の左右に繋がる商店はみな古くて、中には貴重な看板を掲げる酒屋さんも在ります。そんな中に昔ながらの年季が入ったガラスウインドウの佃煮屋(?)さんを発見です。写真を撮影することはもちろんの事、撮影会参加者が佃煮や梅干しを購入していたので、暫しこの店のオヤジさんと会話を楽しみました。すると、この「おかず横丁」は昭和50年代には沢山の買い物客で溢れ、商店もかなり在ったとの事でした。そしてバブル時には基本的に賃貸の商店が多く、地上げ等でかなりの商店が廃業や移転で無くなってしまったと寂しそうに語ってくれました。そう言えば、今も商店街の各所がマンションに変わったりシャッターの閉まっている建物も多く在ると感じます。撮影会途中で荷物になってしまう事から、私はこの店で買い物はしませんでしたが、今度再訪してこのオヤジさん手作りの佃煮等を買おうと決心でした(だって距離的には凄く近いのですから)。この様な昭和の雰囲気が漂うお店が何時までも在って欲しいと願うのですが、それには積極的にこの様なお店で買い物をしなければと強く思ったのでした。

2018年8月8日水曜日

東大総合図書館前の噴水はそんじょそこらの噴水とは訳が違う!

東大構内の耐震工事も一段落したようで、以前の様な板囲いした建物も少なくなりました。遺跡が出たりで、長い間改修工事をしていた東大総合図書館も工事が完了し、今年から図書館入口を正面玄関(噴水広場前)に変更された様です。写真が東大総合図書館ですが重厚感があって歴史を感じる建物ですよね。この外観を維持したままで耐震や内装工事をするのですから工事技術の発達には驚かされますね。私の大好きだった噴水も復元されて嬉しい限りなのですが、実はこの噴水ですが以前と大きく変わった事があります。果たしてその答えは・・・・?それは噴水に近づいて水の中を覗くと判明します。噴水池の下がガラス張り?(アクリル張り?)になっていて噴水下のフロアが見えるのですよ。東大を訪ねることがあったら是非確かめて下さい。実はここ、噴水広場の地下に埋設された300万冊収蔵の自動化書庫とライブラリープラザを含む総合図書館の別館と言う事でした。地下に居ると噴水池からの自然光のトップライトがなんとも言えない雰囲気とか・・・・・。歴史在る建物も外観はそのままで、実は内部は最先端の技術が集約された近代建築物に変わっているのですね。驚き、驚きの出来事でした。

2018年8月6日月曜日

本郷界隈で美味しいランチは「食堂もり川」。

前回は神楽坂の少しばかりしょぼいランチのことを書きましたが、今日は庶民的な値段ながらとてもボリュームがあって美味しいランチのお話です。「東京大学付近で美味しいランチのお店は?」と聞かれることがあります。もちろんワイズが在るのが本郷3丁目で東京大学に凄く近い事から、ジモティ(地元民)情報として聞かれると思うのですが・・・・。そんな時は即座に「食堂もり川」と答えます。「食堂もり川」は東大正門、赤門からも数分の距離に在る、明治から東大生を相手に営業を続ける食堂で「東大生と共に明治から 食堂もり川」と言う看板が店頭にあります。数日前の猛暑の中久しぶりに訪ねてみました。そしてオーダーしたのが私の一番のお気に入りの「海鮮丼」です。出て来た海鮮丼をカシャッと写真に収めましたが、見て下さいよ。ご飯の上に載った海鮮の種類は、え〜っとマグロに、エビに、イクラに、ホタテに、ツブ貝に、数の子に、白身魚に・・・幾つ種類があるか分からないほどです。そいて更に煮物と味噌汁、香の物がついて、何と1100円なんですよ(安い)。そして肝心の味ですが、海鮮一つ一つに「味」があって何回も違う味覚と食感が楽しめるのです。この「味」ですが巷間の食堂で「味」のない刺身類がまかり通っているのを体感することが多くなっているので残念に思うのです。ラーメン一杯でも1000円する時代ですよ。本郷でこのボリュームでこの価格は良心的と思うのですが・・・・因みに観光客を相手にする熱海の海鮮食堂でこの内容だったら、絶対に2000円以上の値付けになっていると思います(熱海もジモティなもんで)。東京大学やワイズを訪れる皆さん、是時昼時に「食堂もり川」を利用してみて下さい。

2018年8月3日金曜日

神楽坂で食べたサムネイルの様なお刺身。

前のブログで猛暑の中、神楽坂界隈をロケハンをしたことを書きましたが今日もその続きです。10時頃より神楽坂界隈を歩き出しましたが、猛暑故に熱中症に注意して自販機のペットボトルで水分補給を積極的にしていました(皆さんもご注意下さいね)。13時を過ぎて「お腹が空いている」事を実感し「さて何を食べよう?」と普通は思うのですが、暑さと疲れもあって目の前にあった和食屋さんに何も考えずに入店でした。このお店ですが間口は狭いのですが奥行きはかなりあるのです。相当に古い家屋なのでしょうが、上手く内装リフォームされていて狭い廊下も、案内された一番奥の部屋もかなり雰囲気が良いのですよ。席に着き暑さ故に何を頼んだか正確には思い出せませんが写真の肉あり、天ぷらあり、刺身ありの和食御膳の様なものが目の前に置かれました。これを食べて感じた事は「小さい、薄い、少ない」でした。決して文句を言っているわけでないのですが、刺身はサムネイルの様に小さく「よくもこんなに小さく切ったな」と感心するほどです(大きさが分かるようにサングラスの上で写真を撮りましたがこれでは分かりませんよね、ですがサムネイルなのです)。また天ぷらの芋もこんなに薄く切ったと感心するくらいで、まるでポテトチップの様に揚がっていました。まあ、これの神楽坂界隈を歩く女性のグループだったら「キレイ」「いろいろある」「可愛らしい」となるのでしょうがデブの大食漢・高齢者には・・・・残念でした。それでも神楽坂界隈は魅力的な町に変わりはありませんね。

「東京下町界隈 カメラ散歩」掲載予定の「神楽坂界隈」を見直し。

制作中の「東京下町界隈 カメラ散歩」に掲載予定の「神楽坂界隈」ですが、どうも他の界隈と比べて散歩コースが短く思えてなりません。どうしたらよいかと思い悩んでいましたが・・・・・え〜い、もうこうなったら暑さの中でも歩くしかないだろう・・・・と台風が通過したばかりの7月29日(日)に太陽が照り続ける神楽坂界隈を歩いてきました。それもメインの神楽坂通りより脇道を2〜3本入った「裏・神楽坂」とでも言えるエリアを重点的にです。気温は32度を超えていましたが、つい1〜2週間前の記録的な暑さ37~38度よりどれだかましなんだと言い聞かせての13000歩でした(35度を超えたら死にます)。その結果ですが結構見付けましたよ・・・古今亭志ん朝さんの旧宅や、牛込城跡のお寺、宮城道雄さんの記念館、牛込揚場跡なども新たなポイントのなりました。これで他の界隈と比べても遜色ないコースになったのではと思いますが、新旧コースをひとつにまとめるのがかなり難しい様です。1冊の本を手作りするのは本当に大変と実感しています

2018年8月2日木曜日

ドームシティでシャイニー(SHINee)のイベント帰りの沢山の女性と遭遇。

久し振りに夜の散歩に出掛けてきました。東京ドームシティに着いたのはもう21時を過ぎていましたが、凄いですね・・・・人、人、人なのですよ。それも若い女性のグループが多くて、あちこちから黄色い声が聞こえてきます。興味の尽きないおじさんは、ある女性グループに「何かイベントがあったの?」と聞くと「シャイニー(SHINee)のファンイベントです」と教えてくれましたが、「何ですか?シャイニー(SHINee)って?」おじさんには分かりませんが知ったような素振りで「あっ、そう!」と返事をしてしまいます。因みにその後に「シャイニー(SHINee)」をインターネットで調べてみると、2011年に日本デビューした韓国の男性5人のアイドルグループだそうです。そんな影響だったのですね・・・・ラクーアエリアも何時もなら21時を過ぎると人も少なくなるのですが、どこのテナントレストランの前にも女性の列が長く続き、広場のテーブルではラクーア内のスーパー・成城石井で仕入れて来た弁当・惣菜・飲み物を広げて宴会状態のグループもいます。そんな時に丁度、ラクーア・ウォーターシンフォニーと言う水辺を演出する「水と音と光の噴水ショー」が始まりましたので久しぶりに見学してから帰路につきました。ただすこし落ち着いた気温も若い女性の熱気でこのエリアだけはかなりの猛暑だったと思います。因みにウォーターシンフォニーは1回15分で1:00/13:30/16:00/18:30/20:00/21:30の一日6回開催となりますが見学は無料ですしお薦めしますよ。

「土手の伊勢屋、桜なべ中江、土手のあつみや」の側の「馬肉の千葉屋」。

今日も「三ノ輪・竜泉・千束界隈撮影会」の時のお話です。吉原大門交差点から11時の方向を見ると、天ぷらで有名な「土手の伊勢屋」と桜鍋の「桜なべ中江」と「土手のあつみや」が在ります。特にこの地の桜鍋は昔から有名で、吉原に行く前に食して精をつけたと言う話もあります。因みに桜鍋とは馬肉をすき焼きの様にして食べる鍋料理で、精力をつける鍋料理として下町界隈では特にもてはやされたとのことでした。そんな「桜なべ中江」から数軒隣に「馬肉の千葉屋」を発見です。一見普通の肉屋さんの様なので通り過ぎそうですが、よ〜く店の中を見ると「馬肉ロース刺身用」「タテガミ」「馬肉のスジ」「馬肉のハンバーグ」「馬肉の煮こごり」などが列んでいるのでした。更に「馬油」も大量に陳列されています。ここで質問です・・・・皆さん、馬肉って買ったことありますか?そんじょそこらに馬肉を扱っている肉屋さんなんて在りませんよね。個人的には長野・松本に行った時に「馬刺を食べた」くらいの記憶しか在りません。なのにこの「馬肉の千葉屋」は馬肉の専門店としてかなりの歴史と繁盛している事を感じてしまいます。東京の馬肉人口はどのくらいなのか興味がわいてきますね・・・・また以外と馬肉って安いんですね。今度、家庭での桜鍋にチャレンジして見ようかな・・・・。
馬肉の千葉屋
台東区日本堤1-9-4
03-3873-6193