2015年4月14日火曜日

湯島天神の斜面に開花するシャガの群生を見つけました。

「灯台もと暗し」とはよく言ったものです。先日、天神下から女坂を上って湯島天神境内を抜けようとしていたら丁度女坂と男坂の間の斜面に沢山のシャガの花を見つけました。本郷にオフィスが移転して10年以上経ちますが、シャガを見たのはこれが初めてでした。湯島天神と言えば「梅まつり」や「菊まつり」が有名ですが、特に湯島の白梅の歌にもある様に「梅」が超有名です。ですからこの斜面にも沢山の梅の木が植えてあり、これを目当てに訪れる人も多いと聞きます。そんな梅の木の足元にひっそりと咲いていたシャガの花ですが、シャガは中国原産の帰化植物で4~5月の開花期には白っぽいアヤメに似た花をつけ根茎は短く横に這い群落を形成する植物です。上にある主役と言える梅の開花後にひっそり咲くシャガの姿は慎ましくちょっとお気に入りでもあります。今暫く開花していると思いますので、一度「梅」ではなく「シャガ」を見に、湯島天神にお越し下さい。因みにこのシャガの咲く斜面下には昔風の木造住宅が建ち、何とも言えぬ風情を感じます。「天神下」とても良い町と思います。



2015年4月1日水曜日

東大農学部の忠犬ハチ公は主人と会って嬉しそうです。


今日のブログも引き続き東京大学関連になります。数週間前のニュースに「東大構内のハチ公と上野英三郎博士像が完成」と報道されましたが、東大構内桜見物の続きに同像がある東大農学部キャンパスまで足を伸ばしました(ほんの10分ですが)。「ハチ公と上野英三郎博士像」は東大農学部正門を入って直ぐの左側エリアに立っていました。渋谷駅前のハチ公は主人を待って座っていますが、こちらの像は主人である上野英三郎博士に会って喜び飛びついています(微笑ましい)。因みにハチ公は主人を待ち続けた忠犬として有名ですが、実は主人が東大の先生だった上野英三郎博士だった事はあまり知られていません。上野英三郎博士が東大で急逝し、その後10年にも及び博士を渋谷駅に迎えに行ったハチ公が有名になったのでした。皆様も是非、渋谷のハチ公だけでなく東大のハチ公を見に本郷をお訪ね下さい。さて、ここで問題です。忠犬ハチ公は何で死んだのでしょうか?その答えも東大農学部門を入った右側にある「東京大学能楽資料館」にありました。そこには何とフィラリアに侵され亡くなった忠犬ハチ公の臓器も展示してあったのです。流石東大と言えば東大ですね。