2010年8月6日金曜日

白鬚神社の黒人塚。


白髭神社へは向島百花園から徒歩で5分と掛からない。途中の古い家並みをウオッチングしながら境内に入る。もともとこの近辺はは緑の多いところだが境内は更に沢山の木で森を作り出している様だ。白髭神社は江国志賀郡境打颪(滋賀県高島市)琵琶湖湖畔に鎮座する白鬚神社の分霊としてお祀りしたのが向島鎮座・白鬚神社の始まりだそうです。主祭神の猿田彦大神様は、古事記や日本書紀などによれば、正しい方位を示す国土開拓の神とされています。これにより人を正しく導くことが叶うと旅立安全・交通安全・商売繁昌・方災除の神として広く信仰を集めてもいるそうです。境内を歩くといろいろな碑や塚が在りますが、まずビックリして注目したのが「黒人塚」。異人塚でなく何故黒人と細分しているのだろう?と考えてしまうのが教養の無い私でした。これは浜辺黒人という狂歌師の名前だったのです。相変わらず日差しが強烈に差し込んでいるが、境内は緑に守られているのでやさしい陰を作ってくれている。ここから歩き出すと強烈な日光の餌食になりそうだが、いつまでもここに居るわけにはいかない。大きく深呼吸をして境内を出た。

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