2010年7月22日木曜日
湯島天神のガス灯。
湯島天神の境内を歩くと、多少違和感のある街灯を見つける事が出来る。街灯に近づき、よ〜く注目すると「オヤ?」と思う。内部に電球や蛍光灯が無い。それもそのはずでこの街灯はガス灯だった。ガス灯は文明開化のシンボルで明治の時代を象徴するもの。当初、湯島天神内のガス灯は五基あった。ただ今は一基となっているが屋外のものとしては都内唯一のもので大変希少。是非一度見ておく価値はありそう。因に有名な「湯島の白梅」の三番に『青いガス灯 境内を 出れば本郷 切り通し あかぬ別れの 中空に 鐘は墨絵の 上野山』とある(案内板から)。いいですね。古き良き時代は、天神下の木造家屋から三味線の音でも聞こえそうな雰囲気だ。(天神下には実際、三味線屋さんがあります)
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