2010年7月6日火曜日

ロックフェラー財団と東大総合図書館。


今回は東京大学で一番大きい図書館の「総合図書館」を紹介します。蔵書109万冊の規模だけでなく、朝8時半から夜の10時半まで大変長く開館(通常)していて多くの東大関係者の利用があります。同図書館は明治10年の開学とともに開設されましたが大正12年の関東大震災時に炎上してしまいました。震災後多くの国々から多くの図書の寄贈を受けましたが、この時ロックフェラー財団より400万円の寄付の申し入れがあり、新図書館の建設が決定しています。ロックフェラーって凄いんですね。その後戦災の影響も無く今に至りますが、夜の散歩時に明るくなった図書館内部を見ると、大きなシャンデリアが幾つも見えます。きっとこれもロッフェラー財団のお陰であつらえる事が出来たと想像するとちょっと不思議な気分がします。この光景は昼間の散歩では味わえない場面でもあります(残念ながら一般人は総合図書館への入館はできません)。

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