2010年8月19日木曜日
夕日の勝海舟像。
隅田公園を抜け浅草を目指す。前方に墨田区役所の立派なビルが見えて来た。「おやっ、何だあの像は?」と思い像に近づくとその正体は「勝海舟」だった。現在NHKの「龍馬伝」にも頻繁に登場しているが、この像は勝海舟が墨田区の本所生まれという事もあり、「勝海舟の功績を後世に残すために全身像を建てよう」のスローガンで「勝海舟の銅像を建てる会」と言う市民グループにより墨田区役所前のうるおい広場に建てられた。因に勝海舟さんは本名・勝驎太郎、幕末と明治の激動期に世界の中の日本の進路を洞察し、卓越した見識と献身的行動で海国日本の基礎を築き、坂本龍馬など多くの人材を育成した。西郷隆盛との会談で江戸城の無血開城をとりきめ江戸を戦禍から救い、今日の東京の発展と近代日本の礎を築いた人物なのです。像の前の夕日に照らされた墨田区役所のガラス窓に東京スカイツリーが映っている。流石の勝海舟さんも東京スカイツリー誕生までを予見していなかった筈。それにしてもこの勝海舟像なかなか美男子に出来ていました。
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