2010年8月9日月曜日

昔の面影、鳩の街通り商店街。


白髭神社を後にして、墨堤通りに出て隅田公園方面に足を進める。途中以前から聞いていた下町のきび団子屋「吉備子屋」に立ち寄るも残念ながら休業日だったので無念の通過となる。右手に首都高速入口を認めここを左に折れた細い道の商店街に入り込む。ここが80年以上の歴史がある「鳩の街通り商店街」だ。この商店街は戦災を逃れたため、昭和初期の木造建築が沢山残っている。お風呂屋さんや古い商店の建物を観察するだけでも楽しい。また昭和20~30年代は赤線地帯としても知られていたので当時の様子を想像しながらこの細い道を歩いているととても不思議な気持ちにもなってくる。途中代々続いた写真館をけがの影響で廃業した写真師(敢えてこう呼ぶ)とのお話が出来たが、この古き商店街も徐々に様変わりして、ギャラリーや工房など若い人達の活躍する場所にも変わってきたと、ちょっと嬉しそうにそしてちょっと寂しそうに話してくれた。ちなみにこの商店街の動画を下町・界隈シリーズの「向島・業平・押上界隈」に入れるつもりですが、ちょっと忙しく未だ先になりそう。是非見たいという方は下記のユーチューブにアクセスして下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=OnejFLiKKoY

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