2015年12月8日火曜日

不忍池の「下町風俗資料館」で暫し命の洗濯でした。

目的もなく本郷台地を湯島下に下り不忍池・上野方面に散歩に出掛けました。湯島天神では中・高校生らが受験の神頼みとばかりに参拝している風景が目立ちました。また不忍池では蓮がすっかり枯れて黄色くなった銀杏と程よいグラデーションを作って、冬の訪れを感じる光景に出会いました。不忍池に隣接した「下町風俗資料館」にも数年振りに入館しましたが大正~昭和初期・中期の日本家屋を再現したセットや昔懐かしき銭湯の番台セット等もゆっくり見物して、ある意味「良き時代」を満喫してきました。同資料館では企画イベントとして今の子供達は知らないであろう「紙芝居」の実演もありましたが、登場した「プロの紙芝居師」は「昔の紙芝居屋」と大きく相違していて紙芝居においての文化継承はなされていないのかな?が率直な感想でした。それは50~55年前の光景を思い出しながら考えるに、紙芝居の後に子供達に駄菓子を売って生計を立てていた昔の紙芝居屋との気迫の違いではないかと思います。それにしても入館料300円で結構楽しめるこの「下町風俗資料館」はたまに訪れて、昔日を思い出し心安らぐには最適な場所かもしれませんね。

下町風俗資料館
東京都台東区上野公園2-1
03-3823-7451
入館料 一般300円 

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