2011年2月16日水曜日

丸の内・三菱一号館美術館。


東京駅・丸ビルから歩いて数分の距離に2010年4月にオープンした三菱一号館美術館があります。「美術館を都市機能の中枢に置き、美術と言う形を通して人々が所属する街や地域など共同体の歴史や文化のあらゆる様相を窺い知ることができる」ことをモットーに開設されたとの事です。1894年に原設計された煉瓦造りの低層棟の独立建物は三菱が東京・丸の内に建設した初めての洋風事務所建築です。明治期の重厚なデザインがちょっと格好いいです。以前からこの前を自動車で通りその存在は知っていたのですが入館したことがなかったのでちょっと足を伸ばしてみました。ところが「残念!」で2月7日から28日までは展示替えのために休館だったのです。3月からはマリーアントワネットの画家「ヴィジェ・ルブラン展」が始まるそうです。因みにこの美術館には「Cafe1894」なるカフェがありますが、ここは明治期には銀行の営業窓口として使われていたフロアで二層吹き抜けの開放感を活かした空間は一度は訪ねてみたいと思うカフェで(テレビで観ただけ)ランチタイムには四種類の料理が楽しめる週替わりのランチプレートもあるそうです。(ここも展示替え期間は休業)さて、この美術館の周りの変貌も凄いのです。美術館に隣接する「丸の内ブリックスクェア」は「一号館広場」を造園し遊歩道や噴水を造り都会のオアシスを演出しています。夜になるとガス灯も点灯されると言います。ヨーロッパの町でよく目にする広場に面してテーブルを並べているオープンエリアのレストランも含め36もの店舗もありゆっくりと都会の休日を楽しむのに最適と思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿