2010年10月15日金曜日

築100年以上「天神下 はぐろ洞」。


天神下には昔懐かしい木造家屋が沢山残っています。そのひとつに「天神下 はぐろ洞」があります。この建物は築100年以上も経っていて土間を利用した展示スペースのあるギャラリーです。油彩や版画などを中心としたギャラリーの様ですが残念ながら作品は常設展示ではなく、近くの湯島ハイタウン内の「羽黒洞」が常設ギャラリーとなっている様です。運良くギャラリーが開設されているならば良しの気持ちで出掛けてみて下さい。近くには珍しい三味線屋(写真下奥)や歴史ある飲み屋さん「シンスケ」等もありますのでお勧めします。

2010年10月14日木曜日

天神下、味噌漬けの「よろずや」。


不忍池から湯島天神までは徒歩数分の距離です。ただ本郷台地の上にある湯島天神へは急な坂を上がらなければ行く事はできません。だから不忍池から湯島天神へのアクセスは切通坂、天神男坂、女坂等を利用する事になります。この坂下を一般的に天神下と言います。天神下には昔からの住居や昔からの三味線の店や魚屋、骨董品店などがあります。一種独特な雰囲気を醸し出しています。そんな店の中に「よろずや」があります。親子三代続くこの店は鮮魚・銀鱈等の味噌漬け店として有名です。また同じ地区に魚屋も営業しているので味噌漬けにする魚の鮮度は抜群です。独特の製法で作った味噌漬けは少々高めでも納得して食べる事の出来る逸品です。

2010年10月13日水曜日

メチャ安ケーキの「ドンレミーアウトレット」。


上野不忍池・音楽堂から横断歩道を渡ると「HOTEL COCO GRAND」がある。このホテルの1階に今話題の「ドンレミーアウトレット」がある。「えっ、聞き慣れない名前ですって」実はこの店、コンビニデザートの生産過程で味や品質に問題はないのにお客さんの元へ届けることができないクレープやロールケーキの切れ端など商品には使用しない部分 を「工場直営の商品」として販売するの店だったのです。因にロールケーキなら丸々1本150~300円。ケーキやプリンも激安です。お店もキレイでスタッフの対応も良いので是非一度訪ねて下さい。あまりの安さにビックリしますよ。

2010年10月12日火曜日

260年の歴史ある鰻の伊豆栄。


食べ物の話しばかりで申し訳ありませんが今回は上野で創業260年になる鰻割烹「伊豆栄」です。森鴎外作の「雁」をはじめとした名作にも幾度となく登場しているお店は上野駅しのばす口から徒歩5分程にあります。活うなぎにこだわり備長炭を使って焼いた鰻はとても美味しいと言う評判です。ただ世の移り変わりと一緒で伊豆栄本店も写真の様なビルとなり情緒を味わうににはちょっと残念な気がする。私は1回だけしか食べていないのであまり味の事は言えませんが、これほど歴史のある鰻屋はありませんので上野へお出かけの時には一度立ち寄ってみては如何ですか。

2010年10月8日金曜日

北海道ラーメン「ひむろ」。


上野駅と御徒町駅の間に北海道ラーメン「ひむろ」と言う店がある。今流行の太麺、ぎとぎとスープと違ってラーメンの本場・北海道での作り方を忠実に守り鍋を使って一杯一杯作るのが特長だ。12時間煮込んだ豚骨スープにちぢれ麺の組み合わせが絶妙でラーメン好きの間でも人気となっているらしい。上野地区もラーメン戦争が熾烈で開店したと思った店があっという間に無くなっている事もある。そんな中「ひむろ」はこの地で長く営業しているのも実力があるからかもしれない。営業時間は11時から翌朝4時と言う眠らないラーメン屋さんだ。写真は味噌チャーシューメンでした。

2010年10月7日木曜日

上野のディスカウントストア「多慶屋」。


東上野のコリアンタウンから徒歩数分のところにディスカウントストアの草分け「多慶屋」がある。御徒町駅のアメ横口で降り昭和通り方面に歩き通りを渡った角にある。このストアは1947年に当地で創業し、2号館、3号館とどんどん新館を増やし今は8号館まであり、更にインテリア館だのアウトレットショップだのと、いったい幾つの売り場があるか分からない状態だ。ここら一帯が皆「多慶屋」の様な気がする。扱い商品は生鮮品から家具、電化製品、服飾品、ブランド品まで何でもあり本当の百貨店のようだ。それがみなディスカウント価格で販売されているのでいつも沢山の来客で一杯。店内を歩くとちょっとくたびれるが元気を出して特売品を探しては如何でしょうか?

2010年10月6日水曜日

東上野のミリタリーショップ。


上野アメ横にミリタリーショップがあることは皆さん知っていると思いますが、これはアメリカ軍の払い下げ物資を安く売る店が集まった事が発祥となっています。今回はアメ横から少し離れた東上野で「松崎商店」と言うミリタリーショップを見つけてしまいました。いかにも玄人受けしそうなこの店は軍用払い下げ品から旧国鉄グッズや警察の制服、機動隊服などまで売っています。売りは「本物」と言うことらしくミリタリーファンならば見逃せないお店のようでした。(写真がブレていて申し訳ありません)

2010年10月5日火曜日

東上野のコリアンタウンは美味い!


上野のコリアンタウンをご存じですか?正確には東上野になりますが戦後間もない昭和23年頃に焼肉店、キムチ店、肉店、民族衣装店が集まって出来ました。特に焼肉は絶品で十数店あるどの店で食べても「美味い!」で外れはありません。休日などは混雑しますが一度訪ねてみては如何ですか?また家庭で本格的な焼肉、キムチをゆっくりと楽しみたい方は肉屋さんやキムチ店、韓国食材スーパーなどでお土産用に買われるのをお勧めします。実は今回、タンやカルビ、キムチを買って帰りましたが特製のタレをつけて口に運ぶと鮮度のある肉は臭みも無くとても美味しく頂くことができました。「ごちそうさまで〜す」

2010年10月4日月曜日

ああ上野駅。


銀座から有楽町駅まで歩きJR山手線で上野駅に戻ってきました。上野駅は東京の北の玄関口とも呼ばれ、昔は東北地方から「金の卵」と呼ばれた集団就職の一団が降り立った駅としても有名だった。新宿や渋谷などのターミナル駅と比べどちらかというと暗いイメージの上野駅だったが近年は駅ビルの完成や地下道の整備などで明るいイメージの駅として生まれ変わろうとしている。ただ駅舎自体は昔の面影が残るので懐かしさを感じることが出来ます。そう言えば昔の寝台車に代わり今は上越・長野新幹線や東北・山形・秋田新幹線も発着していたのでした。写真下を見ると上野・聚楽が無くなり池之端地区に高層マンションが建ち始めているのがわかります。時代は大きく変化しています。1日の乗降客数が20万人と言う大きな上野駅でした。

2010年10月1日金曜日

銀座・伊東屋は文具のワンダーランド。


以前京橋に会社があったので15年ほど京橋に通っていた。なので隣町の銀座にはよく出かけていた。その出かけ先はデパートだったりレストランだったりするのだが、一番のお気に入りは銀座二丁目の「銀座・伊東屋」だった。今の東急ハンズなどが出来る前は文具関係のワンダーランドNo1であった。ショウウインドウの中の舶来の万年筆や手帳などを食い入るようにして見ていた記憶がある。決して大きなフロアーでは無かったがエレベーターで最上階まで行き、一階ずつ階段で下りながら文具類を見るのが楽しかった(若かった)。今も伊東屋の前を通るとその時の記憶が甦える。そういえばもう来年の手帳が沢山販売される時期となっている。ただ今はipadとipod touchがスケジュール管理に使われ、もう何年も手帳を買っていない。大きく時代は変わってしまった様だ。