2018年3月15日木曜日

空腹で歩き廻ってうなぎの「さんしょ」にたどり着く。

「ブログは食べものの話が多いですね」とよく言われます。まあ、食べる事は数少ない楽しみの一つと言うことでお許し下さいね。ただ、ビックリする事は、私の食べたお店をその後に食べ歩きしている読者も何人かおいでなのですよ(下手なもの食べられないですよね)。さて「浅草・河童橋界隈撮影会」のロケハンもだいたい終わったかなと時計を見ると13時を過ぎていました。いくら混んでいる浅草でもこの時間ならばランチをゆっくり食べられるかな・・・・と思ったのですが、これが甘かった。先ずは、子供の頃に何回か親に連れられていった天ぷらの「葵丸進」の暖簾をくぐったのですが店内には食事待ちの人が沢山です。そして次に向かったのがキャパシティもあるので、ここならば食べられると思った国際通りの「浅草今半本店」でしたが、あえなく撃沈です。やはり食事待ちの人が一杯です。歩くのもくたびれ、ならば近くに在るロシア料理の「ストロバヤ」でしたが、ここは貸し切りでした。こんな事が続くと朝からのロケハンでの疲労感が何倍にもなって来ますよね。もう嫌だ〜、何処でも良いとドジョウは好きでは無いのですが徒歩2分の「どぜう飯田屋」へ向かったのですが店頭に列が・・・・。人が多いところでは食事は出来ないと朝来た人出が少なかった河童橋方面に向かい歩き始めます・・・足が重い・・・・!おやっ、ウナギの匂いが・・・。空腹の時のウナギを焼く匂いはたまりませんね。匂いに釣られてたどり着いたのが、観光客は来そうもない地元に密着した様な小さな鰻屋「さんしょ」でした。ところがこの「さんしょ」当たりでしたね。店名の通りウナギの味を引き立てる「山椒」と毎朝問屋に出向き当日分を仕入れる「鰻」に拘ったお店だったのですよ。またご主人も鰻問屋で修行を積み開業してから30年以上経つと言います。表面がカラッと焼けているウナギの味は空腹が故に美味さが何倍にも膨らみます。「あ〜っ、美味しかった!」またいつか再訪したいと思います。

うなぎ「さんしょ」
東京都台東区西浅草2-25-7 

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