2016年2月29日月曜日

変貌する築地市場を歩いてみて・・・。


先日のブログで築地市場が一大観光地化していることを書きましたが今日はその続きです。一昔前の築地場外市場の飲食店は市場に仕入れに来る仲買人や飲食店主らが朝食、昼食を摂るのに利用していました。だからお昼過ぎにはみんな閉店していました。もちろん土日などに殆どの飲食店が休業していたのです。因みに私の前職の会社で契約していたホテルが市場から徒歩数分の所に在ったので、残業で遅くなった時は良くこのホテルを利用していました。そして何と言っても一番の楽しみが出勤前に場外の飲食店に寄って朝食を摂ることでした。若かったせいもあり蕎麦屋とホルモン屋、お寿司屋とラーメン屋など2軒を梯子してから出勤したことを今でも鮮明に覚えています。さて話しを戻しますが今の場外市場の飲食店は市場利用者から観光客を対象にした形態へと変貌してしまいました。この傾向は飲食店に限らず海産物や乾物、お菓子などを売るお店も同じでした。写真の様に海産物売り場の店頭には殻剥きしたカキやホタテ、ウニが並べられその場で食べられるようになっていました(私もカキ2個を頂きましたが、味は・・・・?)。またお菓子屋の店頭にはイチゴの大福が並べられ店の人が観光客に向かって「イチゴ大福如何ですか~」と叫んでいました(実はこれも食べてしまいました)。まあ、この日は気持ちを変えて観光客の一人となって変貌した築地市場を歩いてみました・・・。ちょっと寂しい・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿