私の趣味のひとつに東京下町散歩があります。下町は現代と昔が良いように融合していて、その景色を見ているだけで心が和みます。つい先日も文京区・根津にふらっと出かけて来ました。ある程度の道は殆ど歩き尽くしていますので、敢えて路地を探してあみだくじの様に歩きます。「へ~、こんな家が在るんだ!」や「こんなのが出来たんだ!」などと感嘆する場面に出くわすこともあります。そんな時は徐に鞄からコンパクトデジカメを取り出し「カシャ」と頭の中の記憶が無くならないようにカメラにも記憶してもらいます。写真はそんな根津エリアのスナップですが、普通の道路に面した窓に沢山のオモチャを並べている家を発見です。お店でも無さそうなのですが何でオモチャをアピールしているのか不思議になって思わずシャッターを切りました。2枚目は路地を歩いていて、ふと空を見上げた時に目にしたビルなのですが、上層にまるでテープを切り貼りしたような「サウナ」と言う文字(看板)を発見です。人の往来の少ない路地面だから、こんな簡単な看板でいいやとでも思って手を抜いているようでもあり可笑しくなってシャッターでした(案の定、このビルの正面の当たる大きな道路面看板はもっと立派でした)。そして3枚目もやはり路地に在った家の玄関先ポストですが2匹のネコのオモチャが貼り付けられていて、2匹とも首を振り続けているのです。時間が止まった様に誰も通らない路地の片隅で2匹のネコだけが首を振っている姿が可愛くてここでもシャッターでした。本当に他愛もない風景ですが、そんな風景に興味を持ったりする事は多々あります。そんな時は頭の中の何時もは動いていない脳の一部が徐に動き出して身体全体に「癒し」を与えてくれるような気がします。散歩って良いな・・・・。
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