2016年2月25日木曜日

築地市場場外での久しぶりのお寿司も感激無し。


先日、美味しいお寿司が食べたくて久しぶりに築地市場場外のお寿司屋さんに出掛けました。中国の春節も終わり外国人はそれほど多くはないのではと思って築地市場駅で降りましたが、何と降りた途端に大きな中国語がこだまし多くの中国人を認めました。行きつけのお寿司屋さんは場外でも外れにあるのでそれほどの混雑は無く入店できました。カウンター席の奥に通され注文をしようとしていたところに、ドカドカと沢山の中国人が入店して、いきなりカウンター席に座り、用意されていた箸と醤油用小皿をいじりながら大きな声で板さんに向かって何かを叫んでいます。心の中で「あちゃー、ゆっくりと美味しいお寿司を食べようとしていたのに・・・」と呟いてしまいます。中国人一行は7人で全員が大きな声で何かを言っているのですが分かりませんが、その中の一人が「ヌードル、ヌードル」と言い出しました。板さんもそれを理解したらしく「ヌードルありません。ヌードル無い」と両手でバッテンを作って応えた途端でした。大波が一気に引くように中国人一行は店を出て行きます。その後、店内はシーンとした静寂に包まれ板さんが握る寿司を1カン、1カンゆっくりと食べる事が出来ました。ただ近頃の築地ブームに、更に外国人来訪者が拍車を掛け、築地市場は一大観光地化として昔のようにゆっくりと食事ができる場所ではなくなってしまいました(築地歴35年ほどです)。そんな影響と思うのですが行きつけの寿司屋さんもシャリを含めたネタも往年の味はありませんでした。高級魚の「ソイです」と出されても感激も少ないのです。明日以降のブログでも紹介しようと思っていますが築地市場は本年11月に豊洲に本体に移転し、築地場外は更なる観光地化へと変貌が予想されます。

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