2012年5月17日木曜日

月島の日本最古の交番は今も健在です。

前回の続きで東京下町・月島界隈のネタです。もんじゃストリートと言われる西仲通りを歩いていると「おやっ」と思う建物が出現しました。エンジとクリームのツートンカラーからなる小さなコンクリート造りの建物です。外観から「街の観光案内所」ではと近づいてみると、何と、この建物は交番なのです。インフォメーションボードには「月島警察の前身である京橋月島警察署に、大正10年(1921年)頃には5つの巡査派出所が設置されていましたが、この「西通り交番」はその中の1つとして最も繁華な場所の守りを担当していた交番です。しかし、その構えが木造の簡素な建物であったことから、大正15年7月15日(1926年)に現在の鉄筋コンクリート造りに改築されたものであり、警視庁最古の現役交番です」とありました。警視庁最古のれっきとした現役の交番を眺めていると、人の良さそうな警察官が交番から出てきて「警視庁で一番古い交番ですよ。」と語りかけてくれた。話し好きなのか「道路拡張があっても交番を取り壊したり移動させたりする事無く、道路にはみ出したまま建っています」とも教えてくれた。道行く人がカメラや携帯電話で撮影をして行きますが「月島界隈」は魅力的な場所に思えてきました。また今度来てみようかな・・・。

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