2012年5月29日火曜日

お湯を注いで3分間待つんだよ。ベトナム料理の「フォー」。

ベトナム料理に「フォー」と言う麺料理があるのをご存知ですか?ベトナムでは最もポピュラーな麺料理の一つで日本の「きしめん」とちょっと似た平麺で原料は米粉です。この米麺に牛骨から取ったスープをかけたり鶏スープをかけたりして食べますが、バジル、コリアンダー、ニラ、青唐辛子などのハーブや生のモヤシなどをトッピングして食べると美味しいとも言われます。ベトナム料理を直近で食べたのは2年位前に東京駅近くの丸ビル5階にある「カサブランカシルク」と言うベトナム料理店でした。眼下に丸の内や東京駅を見下ろしながら食事の出来る、ちょっとオシャレなレストランだったと記憶しています。何故今回ベトナム料理の話をするかと言うと実は先日ベトナムを旅行されたお客さんから何と、何と、お湯を注ぐだけで出来る「フォー」をお土産に戴きました。写真がその「フォー」ですが、箱を開けると麺とスープ、レトルト肉等が入っていました。正直言って作り方が分からないので取りあえず丼の中にこれらを全部放り込んで、その上から熱いお湯をぶっかけました。そして出来上がったのが一番下の写真です。結構美味しそうに思いませんか?口に運ぶと「カサブランカシルク」と変わらない味ではないですか。「美味い!」こんな便利な「フォー」日常に買えれば残業用にぴったりと思うのは私だけでしょうか?(結構香辛料が効いていました)

2012年5月17日木曜日

月島の日本最古の交番は今も健在です。

前回の続きで東京下町・月島界隈のネタです。もんじゃストリートと言われる西仲通りを歩いていると「おやっ」と思う建物が出現しました。エンジとクリームのツートンカラーからなる小さなコンクリート造りの建物です。外観から「街の観光案内所」ではと近づいてみると、何と、この建物は交番なのです。インフォメーションボードには「月島警察の前身である京橋月島警察署に、大正10年(1921年)頃には5つの巡査派出所が設置されていましたが、この「西通り交番」はその中の1つとして最も繁華な場所の守りを担当していた交番です。しかし、その構えが木造の簡素な建物であったことから、大正15年7月15日(1926年)に現在の鉄筋コンクリート造りに改築されたものであり、警視庁最古の現役交番です」とありました。警視庁最古のれっきとした現役の交番を眺めていると、人の良さそうな警察官が交番から出てきて「警視庁で一番古い交番ですよ。」と語りかけてくれた。話し好きなのか「道路拡張があっても交番を取り壊したり移動させたりする事無く、道路にはみ出したまま建っています」とも教えてくれた。道行く人がカメラや携帯電話で撮影をして行きますが「月島界隈」は魅力的な場所に思えてきました。また今度来てみようかな・・・。

2012年5月15日火曜日

月島のもんじゃストリートに行って来ました。

もんじゃの街として有名な東京の下町・月島。もんじゃ屋さんだけで60店以上あるといわれています。もんじゃストリートと言われる西仲通りには沢山のもんじゃ屋さんがあって、初めて行った人は本当に何処に入店ったら良いのか迷ってしまいます。実は私も15年ほど前に一度行ったきりだったので今回は大迷いでした。不思議なことに沢山の店があっても超満員で店の外に列を作っているのもあれば、一人もお客さんが居ないところもあります。原料は小麦粉にソース、キャベツ、魚貝類、肉類と、どの店でも同じなのですが何故こんなに流行っている店と無い店があるのですかね・・・・。比較的お客さんの多めの店に入店し待望のもんじゃ(ミックス系)をオーダーしましたが、このもんじゃ、焼くのに作法があるらしく始めは肉、キャベツなどの具を鉄板の上で焼き、しなっとしたら円形の土手を作って、後は真ん中に小麦粉とソースで出来たダシ(?)を入れお焦げが出来かけたら小さなハガシで直接食べるそうです。実はこのもんじゃですが昭和初期から40年代まで東京・下町の駄菓子屋さんには必ずもんじゃ鉄板があったそうです。昭和30年代ですが私の従兄弟が東京・亀戸に住んでいて、遊びに行くと近くの駄菓子屋さんでもんじゃを食べた記憶があります。ただその時はダシが10円、さきいか、キャベツが5円と下町の子供達の小遣い事情にも優しかった食べ物でした。今回のもんじゃ屋さんでもミックス系で1200円位だったと思います。昔の子供達の食べ物がちょっと贅沢になった気がしますね。まあ昔は牛肉や明太子などは無かったですがね。

2012年5月11日金曜日

本郷・炭団坂に歴史を感じシャガの花を見る。

本郷は坂の多い街である。それはこの地が本郷台地にあるからだ。この本郷台地の中心を川が通り、流れと共に浸食され一段低くなっている場所がかの有名な本郷・菊坂だ。だから本郷・菊坂は本郷通りから白山通りに行くに従い、なだらかな坂道になっている。このなだらかな菊坂を目指して、春日通りの旧弓町から真砂図書館の前を通って向かうと勾配が急になる場所がある。本郷・炭団坂である。この坂の由来は炭団などの商う者が多く住んでいた所と急な坂で往来の人々が炭団のように転んだとの意味があるとか言う。明治の時代には坂上の東角の崖上に坪内逍遙が住んでいた。今はもちろん住居はないが文京区が設置した「坪内逍遙旧居後」の看板がある。逍遙後は「常盤会」という寄宿舎となり俳人正岡子規や河東碧梧桐も寄宿していた。文献によるとこの住居から崖下(坂下)を眺め酒を酌み交わしたとある。今、この旧居後から崖下を臨むと斜面に真っ白なシャガの花を認める事が出来る。菊坂は泥の坂からコンクリートの階段と変貌したが、斜面の木々や草は昔と変わらないと言う。きっとこれらの文人達もシャガの花を眺めながら時を過ごした筈である。きっとその時の酒は格別なものだったろう・・・。久しぶりに歴史を感じる瞬間を坂の上で過ごした。キレイだ・・・。

2012年5月8日火曜日

マイブームは本郷3丁目「ナマステ」のチーズナン。


丸ノ内線・本郷三丁目駅の改札を右に出ると直ぐに本郷通りに突き当たります。この本郷通りを左に折れて本郷三丁目交差点までは徒歩1分もかかりません。本郷三丁目の交差点には享保年間に口中医師(歯科医)が乳香散と言う歯磨き粉を販売しこれが大繁盛だったと言う有名な「かねやす」が残ります(今は雑貨店)。その「かねやす」の手前に古本屋、チケットショップ、花屋などがテナントとして入る雑居ビルがあり、ここの1階入り口に「ナマステ」と言うインド・ネパール料理の店があります。インド人とネパール人が4人ほどで経営するカレー屋さんなのですが店の外見や内装等は今、都内で増えているインド料理屋と変わりありません。ただひとつ違うものがあるのを発見しました。それはズバリ「チーズナン」です。あまりインド料理には縁が無くて今まで入店したのもせいぜい6~7店です。いつもカレーとナン(インドのパンの様なもの)をオーダーしていましたが。この「ナマステ」で初めて普通のナンの他に写真の様なナンの中にたっぷりチーズが入った「チーズナン」を体験したのです。チーズナンを口に運ぶと解けて温かなチーズとナンが絶妙な組み合わせで、カレーが無くてもこれだけで充分と思うほど美味いのです。値段も普通のナンより若干高いだけです。マイブームとして数日置きに通いたいのですが、デブにとって気になるのがカロリーです。この自制心が音を立てて崩れ落ちるのが怖いと思う今日この頃です。でも皆様にはお勧めします。
インド・ネパール料理&ダイニングバー ナマステ
東京都文京区本郷2-40-13 本郷コーポレーション
03-5842-2855

2012年5月1日火曜日

本郷・牡丹苑の炭火焼き肉20人前を食べる。


皆様ゴールデンウィークは如何お過ごしですか?成田空港からは海外への出国ラッシュが続き、高速道路も結構の混雑と聞きます。私は客人が有り「焼き肉を食べたい」とのリクエストで何時も蕎麦を食べる本郷・田奈部の2階にある「牡丹苑」と言う焼き肉屋に入店しました。この「牡丹苑」ですが東京大学の教授や関係者御用達の店との噂が有り「凄く美味しい」との声を聞いていました。1階の田奈部には数え切れないほど行っていますが2階の階段は初めて上りました。お店の中はとても落ち着きのある感じで肉を焼くのも炭を使っています。隣同士のテーブルも干渉しない様なレイアウトにも好感が持てます。いろいろな肉をオーダーしましたがどれも絶品でめちゃくちゃ美味しいのです。カルビだけでも何種類も有り今話題のレバ刺しも有ります。結局4人で約20人前をオーダーし店の人からも「こんなに食べるお客さんは珍しいです」と大食漢にとって最高の言葉をもらいました。また最後に食べた冷麺も絶品で一同こんなに美味い冷麺は初めてと意見が一致でした。暫く牡丹苑通いが続きそうです。
牡丹苑
東京都文京区本郷3-35-6 大石グリーンビル2F
03-5684-2929