2011年3月7日月曜日

東大医学部に健康と医学の博物館オープン!


本年1月20日に博物館としては大変珍しい医学の博物館が東京大学医学部総合中央館にオープンした。正確には「健康と医学の博物館」と言う。東京大学医学部・医学部付属病院は安政5年に神田・お玉ヶ池種痘所の設立を起源としており2008年には創立150周年を迎えた。これを記念して「社会に開かれた医学・医療の展開」をコンセプトに掲げ、この基軸事業として「健康と医学の博物館」が開設されたのだった。東大龍岡門から入構すると右に医学部付属病院があり、左にあるのがこの博物館だ。開放的な庭を設けガラス張りの建物は一目で見つけることが可能だ。入館すると展示スペースは常設展と企画展の2つに分かれているが、常設展は「近代から現代への医学の歩み」と題してドイツ人教師ベルツによる医学書やスクリバが使用した医療機器や胃カメラの展示もあり東京大学医学部の歴史を垣間みる事ができる。企画展は「感染症への挑戦」と題して感染症にまつわる知識や事柄をわかりやすく説明している(でも私の頭脳ではちょっとチンプンカンプンでした)。ちなみに同博物館は入場無料で10時~18時で開館していますが月曜日は休館日との事でした。※これからの季節、ここの庭の桜がとてもきれいですよ。

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