私は天ぷらが好きである。太っているから好きなのか、好きだから太っているのか分からないが、とにかく油っこい食べ物が好物である。ワイズオフィスから湯島天神に向かう途中にある、明治創業の「天庄」と言うお店が今のところ一番のお気に入りである。味も良く、雰囲気も良いのだが、庶民として常時食べるのにはちょっと財布の中身が心許ない時もある・・・そんな時は湯島天神の境内を通り、天神下まで歩き、やけに庶民的な天ぷら屋さんと感じる「天久」と言う店に出掛ける。間口が狭く、決してキレイとは言えないお店だが、美味さと安さ故にか何時も混み合っている。何せサービス天丼を1000円で食べさせてくれるのだ。私は何時も写真の「五色天丼」(1600円)をオーダーし、帰りには大きなビニール袋に入った揚げ玉(無料)を頂いて帰って来るのであった。今回、私の後ろに座った夫婦連れがサービス天丼を食べながら「やっぱり「天庄」の方が美味しいわ」「「天庄」の方が材料が良いね」と言っているのが漏れ聞こえてきた。私は「そりゃそうでしょ。値段が何倍も違う天ぷらと比べたらダメでしょう。サービス天丼の1000円と言う値段と比較したら」と思わず心の中で叫んでしまいました。私の五色天丼はエビが三匹、イカ、キス等も入っていて味噌汁、お新香、お土産の揚げ玉まで付いて1600円は値段から考えても充分満足で美味しいのであっだ。私は外で食べる料理についての「美味しさの基準」は値段と比較してと考えている。メチャクチャ高い金額を払えば美味しいのは当たり前である。
2016年7月19日火曜日
2016年7月14日木曜日
昔は修学旅行の学生で溢れていた本郷界隈・日本旅館。
今週土曜日は、2回目のチェキカメラによる本郷界隈撮影会が開催されます。本郷は不思議な町で日本最初の大学である東京大学がその歴史の中で大きな役割を担って来たと感じます。学士・文士の色合いの残る下町的情景、西片など高級住宅地の山の手情景、更には東大病院の影響から医療ビジネス街の情景などです。また、我がオフィスに来客された地方出身の何人かのお客さんからは「本郷と言えば修学旅行で上京し泊まった宿が在った場所」とも聞きます。そう、本郷には沢山の修学旅行向けの日本旅館が在り団体旅館の町情景もあったのです。昔の写真を見ると沢山のボンネットバスから乗り降りし旅館に行き交う学生を認める事が出来ます。オフィスが本郷に移転した2003年ころにはまだ5~6軒の旅館が在ったのですが、近年は高層マンションに変わっています。先日の朝日新聞にも老舗旅館・朝陽館が廃業しマンションに変わるとありました。そんな中、まだ営業しているのが鳳明館と言う昔ながらの日本旅館です。何せ本館は有形文化財にも指定されています。時間的余裕があればチェキ撮影会でも廻りたいと思っているのですが・・・。久々に夜の鳳明館前を散歩で通りましたが、鳳明館と名前の入った行燈が夜の本郷を照らし、建物の各部屋は灯りが漏れています。「どこかの学校の修学旅行かな?」と思って玄関の歓迎ボードを見ると「HAMILTON MIDDLE SCHOOL 様」「GISBORNE SECONDARY COLLEGE 様」とありました。前者はアメリカ・ヒューストンにある中学校で後者はオーストラリアにある学校でした。昔は地方の修学旅行生が本郷旅館の主たる顧客だったのが、今は外国の学生がと思うとちょっと複雑な気持ちになってしまいます(たまたまこの日だけだったかもしれませんが・・・)。ただ、外国の若者が日本文化に触れ、旅館も商売継続できるならば良いことかもしれませんね。建物を見るだけでも価値があると思いますので皆さんも一度泊まってみませんか?
2016年7月13日水曜日
東大生は文武両道?夜のスポーツに精を出す。
夜の東大構内散歩のコースをちょっと変えてみました。龍岡門から構内に入り右手の東大病院前、左手の御殿下グランドを通り過ぎ、右側の御殿下記念館・学生支援センターに進み、数段階段を下りると一番上の写真の光景となります。さらに歩を進め左下から照らされる光の先を見ると、何と大きな体育館では沢山の学生がハンドボール(?)を行っています。隣接のプールでも泳いでる学生を発見、更に隣のマシンルームでも沢山の学生が汗を流していました。これらの施設の上は確かグランドの筈です。グランドは闇の中に静まりかえり、時間も21時を過ぎているので、いくら眠らない大学・東大構内でも人の行き来はまばらです。ただこれらの体育館、プール、マシンルームでは未だ沢山の学生を認める事が出来ました。頭の良いとされる東大生でも、やっぱり文武両道で頑張っているのですね。御殿下記念館を出て東大・安田講堂の前まで歩くと中国語を話す一隊とすれ違っただけで、安田講堂はやけに赤く見えた三日月にぼんやり照らされているだけで静寂の中に在りました。
2016年7月7日木曜日
飛鳥山の緑と名主の滝公園の涼を体感。
昨日のブログの続きです。巣鴨でお年寄りパワーを目の当たりにして、次に向かったのは染井霊園でした。巣鴨地蔵周辺の喧騒が嘘のように染井霊園は静かでゆっくりとした時間が流れています。染井霊園には沢山の著名人のお墓も在りじっくりと散策したかったのですが、残念ながら先を急いでスルーです。因みに今回の界隈撮影会コースをご提案頂いたのはワイズの昔からのお客さんですが、この周辺に以前住んでいたと言う事で詳しいコースを紹介したレポートを頂いていましたので迷わずに歩く事が出来ました。ただ残念だったのがコースに在ったお地蔵さんがマンション建設のために仮移転していたり、ゲーテ記念館の一般公開に制限があったりした事でした。それでも35度を超す猛暑の中ひたすら歩き続け、緑生い茂る飛鳥山周辺に辿り付きましたが若干、頭がぼ~っとしている症状が・・・・。ただ写真最後の名主の滝公園では子供やファミリーが水遊びを楽しんでいる様子を見て、私も一時の涼を感じました(ホッ)。それにしても猛暑の中で約15000歩の散策は結構厳しくて、幾つかのポイントを省略して10000歩以下の行程に組み直してみようかと思っています。(写真では35度の暑さが表現されていませんね。残念。)
2016年7月5日火曜日
下町界隈撮影会ロケハンで巣鴨のお年寄りパワーを実感。
いや~っ、梅雨の最中というのにメチャクチャ暑いですね。暑さはデブの大敵で極力動かないようにしようと思うのですが・・・2日(土)はチェキ本郷界隈撮影会で日中歩き回り、更に都内で35度以上を記録した3日(日)は、止せばいいのに下町界隈撮影会のロケハンに巣鴨地蔵~染井霊園~しもふり商店街~古河庭園~ゲーテの小径~飛鳥山~名主の滝公園と、何と15000歩近くも歩いてしまいました。ゲーテの小径を歩いていたのが丁度、最高温度となった14時頃で直射日光で頭が熱くなるのを実感し、このままでは熱射病になるのではと思うほどでした。さて今回のロケハンはJR巣鴨駅からスタートしましたが、正直なところ巣鴨界隈はほとんど行くこともないので「巣鴨はお年寄りの原宿」と呼ばれていることくらいしか認識していませんでしたが・・・・「え~っ?」歩き出した途端にレコード屋さん(この言い方が一番合っていそう)の店頭で演歌歌手が台の上に乗って歌っているのです。もちろんその周りには沢山のお年寄りが・・・。正しく巣鴨の洗礼ですね。更に歩を進め巣鴨地蔵商店街では沢山のお年寄りがうごめいています。「本当にお年寄りだらけなんだ!」と感心していて、ふと「待てよ!もしかしたらこの風景の中に私もすっかり同化しているのでは?」と思う中年おじさんなのです。巣鴨地蔵商店街のお店は何処も何とも言えぬ商品陳列方法でお年寄りのこころをグサッとわしづかみしている様です(私もつい、懐かしき豆餅を買ってしまった)。更に更に、この地のランドマークである刺抜き地蔵には、列をなして地蔵を洗って供養するお年寄りが続きます。いや~っ本当に巣鴨界隈は一種独特の雰囲気の、とんでもないお年寄りパワーが渦巻いていて凄いを実感でした。さ~次の目的地である高村光太郎、二葉亭四迷、岡倉天心等が眠る染井霊園を目指そう。
登録:
投稿 (Atom)