先日開催された「今と昔が融合する 向島界隈撮影会」ですが、今日はその時の様子を紹介します。この撮影会のメイン被写体とも言える「鳩の街商店街」ですが、昔の赤線(私娼街)である「玉の井」に隣接し、東京大空襲をも免れた古い歴史を持つ商店街なのです。長さにすると1キロ位はあると思うのですが、自動車がやっと1台通り抜けられるくらいの狭い道の両側に古い家が続きます。商店街と言ってもお店は所々に1軒、そして1軒と言うくらいのちょっと寂れた感があります。参加者は思い思いの被写体を捉えて撮影に集中していましたが、大食いの私が気になったのはある総菜屋さんでした。写真の様に店先に総菜を置いて販売しているのですが、焼きそばが1パック100円、オムライスが1パック200円と言う値段とボリュームでした。この価格って殆ど昭和ですよね、吉行淳之介や永井荷風の作品にも出てくる、ある意味有名な商店街なのですが完全に時代に取り残されている様です。皆さんも是非一度タイムスリップした気分で訪ねて見ては如何ですか。遠いから行けないよ!と言う方は、私が5年前にYouTubeに投稿した「鳩の街商店街」をご覧になって下さい。YouTubeで「鳩の街商店街」と入れれば一番上に表示されますので。ただビデオカメラを持って歩いただけですが雰囲気は伝わると思います。
YouTube 「鳩の街商店街」
https://www.youtube.com/watch?v=OnejFLiKKoY