2019年12月26日木曜日

東大・三四郎池の水源って知っていますか?

先日の東京大学構内散歩で久し振りに三四郎池を一周してきました。正式名称は育徳園心字池と言いますが、夏目漱石の小説「三四郎」で主人公の三四郎と美禰子の出会いの場所になった事から「三四郎池」と呼ばれるようになりました。池を回っていて気付いたことは池の水量が増えていることでした。ここ数年は水位が下がり多少情けない三四郎池になってたのですが10年以上前の状態に戻ったのではと感じます。皆さん、ところでこの三四郎池の水源は何だと思いますか?夏でも枯れることなく一定の水位を保っています。えっ、3枚目の写真の通り湧き水があって、滝となって池に流れているから・・・・ブブブ〜、違いますよ・・・残念ながらこの滝は人工滝でした。何でも調査によると東京大学構内に埋設されている水道管の老朽化でかなりの漏水があって、これが三四郎池に流れていると言うのが正解らしいのですね。ちょっと夢の無い話ですが、その水量はかなりであると言います。「三四郎池と不忍池が繋がっている」等と言う説もありますが、かなりの標高差もあって考えられない事ですよね。それでも何となく都内に在る池の中では神秘性が強い三四郎池ですので、このブログをご覧の皆さんも是非とも一周を歩いて三四郎池を体感してみて下さい。

2019年12月20日金曜日

高級食パンと自家製コンビーフの組み合わせは・・・・。

またまた昨日の続きです。「よみせ通り」商店街を後にして「忍ばず通り」を上野方面に歩いていました。すると見慣れた千駄木の下町風景に違和感のあるお店を発見です。こんなのを見ると幾つになっても直ぐに反応してしまうのが私の性です。近づくと帽子を被り紋付きを着たジョニーデップ風のイラストが・・・暖簾には「ンパ」と言う文字が?この時初めて知りましたが、ここは11月7日にオープンしたばかりの「真打ち登場」と言う名称の高級食パン専門店なんですね。このジョニーデップ風イラストは誰なんだろう?と言う疑問が残ったまま店の中に入ると・・・・ここで売っているパンはプレーン(800円)とレーズン(980円)の2種類の食パンのみなんですね。試食用のパンを口に放り込むと「美味〜い」のです。食パンなんて材料もそれほど違わないのに、何でこんなに美味しいのだろう?何でこんなに高いのだろうとの疑問が湧いてきます。ここで思ったのが先程「よみせ通り」の肉屋「千駄木腰塚」で購入した自家製コンビーフです。最高のコンビーフと最高の食パンのコラボでどの様な味になるかです。時間は1時間半ほど経過しましたが・・・・テーブルの上には「真打ち登場」のプレーン食パンと「千駄木腰塚」の自家製コンビーフがあります。ゆっくりとコンビーフをパンの上に載せ・・・口に運ぶと・・・・もうこれからは皆さんで想像して下さい。そして良かったら実践して下さい。最高の組み合わせを・・・・。(またコンビーフを白いご飯の上に載せ更に玉子を掛けたコンビーフ玉子ご飯も最高ですよ)
高級食パン専門店
「真打ち登場」
東京都文京区千駄木2-21-6
03-5834-2692 

2019年12月17日火曜日

「谷中銀座」の次は「よみせ通り」でコロコロ焼きに舌鼓。

昨日のブログの続きです。谷中の「夕焼けだんだん」から観光商店街の「谷中銀座」を抜けて突き当たった道を「よみせ通り」と言います。大正9年に藍染川の案渠工事が完成し、その川の上を「よみせ通り」が誕生しました。全長500メートル、道幅8メートルのこの商店街には肉屋、魚屋、パン屋、花屋、スーパー等と地元住人に密着する店が数多く在って、派手さはありませんが観光商店街の「谷中銀座」との違いを見せています。実はその商店街の中に私のお気に入りの肉屋さんがあります。「千駄木 腰塚」と言う名称で、すき焼き、しゃぶしゃぶ用の肉がかなりお得な値段で購入出来るのです(写真2枚目のしゃぶしゃぶ肉も千円以下です)。そして極めつけは写真3枚目の自家製コンビーフ(2000円)なのですがコンビーフの概念を覆すほど美味いのです。ですから年に何回かこのコンビーフを目的に谷中散歩をするくらいなのですね。今回もしゃぶしゃぶ肉とコンビーフを購入しましたが、更に気になったのが店頭で実演販売している「コロコロ焼き」でした。以前一回購入して「美味〜い!」と舌鼓を打った記憶が甦ります。ソーセージ、ハム等の切り落としを直火で焼いてカップで販売していますが何と値段が300円なのです。かなりの量でビールにピッタリ合いそうなんですね。強者はどこからかビールを調達してきています。私も1カップ購入し店頭の椅子に座り、もぐもぐタイムでしたが・・・・食べきれるものではありません・・・残りはお土産として持ち帰りました。こんな出来事が下町散歩の楽しいとこですよね。

2019年12月16日月曜日

師走の谷中銀座まで足を伸ばしてきました。

先週末は東京で過ごしました。下町を代表する商店街として人気の「谷中銀座」の師走風景を見に不忍池を抜け散歩に出掛けてきました。沢山の人が散歩やボート遊びを楽しんでいる不忍池から「谷中銀座」までは歩いて20分程で行くことができます。相変わらずの「谷中銀座」は沢山の人出で賑わっていますが、私が2010年に東京下町紹介web 界隈シリーズ第二弾『谷根千界隈(www.yanesen-kaiwai.com)』を開設した時と比べると、商店街のお店や訪れている人達も変わったと実感します。10年以上前も下町風情の残る商店街として観光客はそれなりに多かったと思いますが、今は訪れる殆どの方が観光客ではないかと思うほどです。特に変わったのが外国人が急激に増えたことです(2020年のオリンピックイヤーはもっと増えそう)。また地元の方々に食材等を提供するお店から、観光客相手にサービスを提供するお店に変貌したと思います。東京でもう一つ有名な「砂町商店街」は地元住民の台所の役割が高いと感じますが「谷中銀座」は観光商店街になってしまったと感じるのは私だけでしょうか?それにしてもこの日は穏やかな一日で久し振りにiPhoneの歩数計は15,000歩もカウントしていました。あっ、10年前の「谷中銀座」の様子を見たい方は是非下記URLをご覧くださいね。
『谷根千界隈』
www.yanesen-kaiwai.com
※このホームページへのアクセスはかなりあって旅行社からの問い合わせもあります。