2018年5月15日火曜日

三ノ輪・竜泉・千束界隈撮影会のロケハンで吉原遊女の投込寺を発見。

7月7日に開催予定の「三ノ輪・竜泉・千束界隈撮影会」のコースに、昔ながらの遊郭・吉原も含まれています。吉原は江戸時代に江戸郊外に作られた、公許の遊女屋が集まる遊郭で、今は日本一のソープランドの町になっています。正直この様なところには縁が無いのですが、今回は撮影会のロケハンと言うことで意を決して町中を歩いてみました。昼間であるせいもあるのでしょうが人通りも少なく・・・・独特な雰囲気の町ですね。たまに建物の中から男の人が出て来て「如何ですか・・・」「はい、いらっしゃいませ・・・」と暗い声が掛かります。心の中ではあまり歩きたく無い町だなと思いながら数カットか写真を撮影しましたが・・・あまり良い写真は撮れないですよね。吉原を抜け三ノ輪に向かいながら「吉原にもいろいろな物語があるのだろうな」思いながら歩いていると浄閑寺と言うお寺を発見しました。ここは昔、投込寺と言われ安政2年の大地震の際、沢山の吉原の遊女が投げ込み同然に葬られたそうです。花又花酔の川柳に「生まれては苦界、死しては浄閑寺」と詠まれ、新吉原総霊塔が建立されたそうです。塔の前でしっかりと手を合わせてきました・・・合掌。

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