オフィスから湯島天神・男坂を下りて上野広小路に向かう途中の黒門町にちょっと変わったお稲荷さんがあります。ビルに囲まれ間口の狭い箭弓稲荷神社(やきゅういなりじんじゃ)が在ります。急ぎ足で歩いていると気付かずに通り過ぎてしまう様な気配を消した神社なのです。ここは徳川家の石川主殿頭忠総の屋敷神であったそうですが三代将軍・徳川家光から銀杏を下賜された事を機に「銀杏神社」と呼ばれたと言います。また明治になると埼玉県東松山市の箭弓稲荷神社の分霊を受け現在の名称となりました。道路から薄暗い中を覗くと思ったより広い事に驚きます(写真はストロボを発光させて撮影しています)。そして祠の前には家光の下賜した銀杏とは違うと思いますが2本銀杏がそびえます。また祠の前まで進んで驚いたのは祠と銀杏の上には青空が見えるのでした(いったいこの稲荷神社の構造はどうなっているのでしょう)。都心でも普段は気付かないようでも目を凝らすと不思議な場所はいろいろ在るのですね。
2014年7月10日木曜日
2014年7月2日水曜日
数寄屋橋阪急の在ったビルが解体され青空気広がっていました。
仕事で銀座まで行って来ました。本郷のオフィスからは地下鉄丸ノ内線の本郷3丁目駅で乗車して銀座駅で降りるだけなので乗車時間としては僅かに10分です。丸ノ内線・銀座駅から地上に出るには幾つか出口がありますが、数寄屋橋交差点出口や銀座ファイブ出口をよく利用します。地下道を通って銀座4丁目方面に歩くことも出来るのですが、極力地上を歩いて銀座の移り変わりを楽しんでいます。そう言えば今銀座では松坂屋が解体され新しいビルに生まれ変わろうとしています。又見逃せないのが数寄屋橋交差点に在った「銀座TSビル」も解体され地上11階、地下5階の商業施設が2016年に完成するそうです。写真下がその跡地ですが「銀座TSビル」の跡形も無くなり大きな空をを見る事が出来ます。因みに「銀座TSビル」は1934年に建設され1956年には数寄屋橋阪急が開業した銀座では古いビルの一つで中高年の人には懐かしき建物でもあったのです。確実に時が流れ銀座の街も変貌しているのです。
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