2013年6月25日火曜日
早いもので今年も湯島天神の「夏越しの祓」だ。
上野広小路から春日通りを本郷方面に歩くと途中に天神下と言う交差点がある。交差点の角には昔ながらの豆餅や豆大福を売る和菓子屋の「つる瀬」がある。この交差点を渡り左に折れて歩く事50~60mで右に湯島天神男坂を認める事が出来るが、この梅雨の季節は男坂は木々に覆われ全貌を晒す事は無かった。雨後の影響か男坂の階段は黒光りしている様にも見える。汗を拭きながら一段一段階段を上りきると視界が広がり境内である事を認識する。左手に「夏越しの祓」の立て看板があった。「夏越しの祓」とは一年の上半期の最後の日(6月30日)の事で、上半期の生活で積もり溜めた罪穢れの身心を祓い清め、心も新たに下半期の生活を営もうとする行事らしい。湯島天神でも茅で大きな輪を作りこれをくぐる「茅の輪くぐり」が用意されていた。実はこの「茅の輪くぐり」くぐる作法があって左回り、右回りと八の字を書く様に三回茅の輪をくぐると言う。確か去年もこの「茅の輪くぐり」を体験しているのでもう丸一年が過ぎた事になる。年々、月日の経つのが早い様に感じるのはやはり歳のせいなのだろうか?
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